いつもありがとうございます
先月のお話です
私もこんな女性になれたらなぁと、想っているお客様がいます。その方はとても淑やかで(自分に無い物が欲しくなります)それでいて楽しい方です
その方が、衣類と2冊の英語の辞書を寄付して下さいました。その辞書は、亡くなられたご主人のものだと聞きました。とても控えめに「こんな辞書使う方いらっしゃらないかしら、使わなかったら資源ゴミにでもして下さい」と・・・
有り難く受け取りましたが、「手放すにも、勇気が要ったのでは・・・」と思いました。
何日か過ぎ、年配の男性が「ここで、この辞書と逢えるとはビックリだ!来て良かった」と言いながら2冊の辞書をレジに持って来ました。これは日本人が苦手な前置詞の辞書で、出版社の違うものなんだと熱く語っており、嬉しさが伝わって来ました。
寄付してくださったお客様に、その事を伝えると、その方も「寄付はしたものの、売れるかどうか気になっていたの。良かったわ、お役に立てて嬉しい」と、とても喜んでいました。「その方に会ってみたいな」と言ったので「今までも、店内ですれ違っているかもしれませんよ」とも伝えました。
リサイクルって、良いですね
皆様もいらして下さい。素敵な出逢いがあるかもしれません
その方はFスタッフのファンの方ですね!
とても素敵な方だと存じ上げています。寄付とリサイクルでこんなに素敵なお話になるとは…心が清らかになりますね。
寄付して下さる方、又買って下さる方本当に有難いと思います。Fさんの文章表現の上手さから双方の感情場面がドラマの様に伝わって来ました。自分の大切していた物が誰がどんなふうに使わているんだろうと、里子に出した様な思いで知りたいと言う方がいらっしゃいます。さりげなく陳列されている商品一つ一つに事情が込められたリサイクルの価値観は計り知れないものがあるのではないでしょうか。しかし、私の右目のドナーである人の事を知る事が無く過ごして来ました。
大事にしてくれる方に巡り合えて、亡くなられたご主人も2冊の辞書も喜んでいらっしゃるでしょうね。
私、父が80の手習いで始めた水墨画の本を寄付しょうかと思いながら、こんな重い本売れないだろうと思って、処分したことを思い出しました。
どなたか引き取ってくれる方がいたかもしれないなぁ…
とうさん、ごめんね。