ＧＨまきば　卒業おめでとう！

ＧＨまきばの一番の若手、Ｓさん。「みなさん、お世話になりました。」と、さわやかにあいさつし、５月７日、無事「まきば」を卒業していきました。

Ｓさん。２年前に「まきば」にやって来た頃は、まだあどけなさが残る少年でした。うさぎのメリーとよく遊んで、よく世話してくれるはにかみ屋のうさぎ王子で、二人？は兄弟のようで、まきばをほのぼのとした雰囲気にしてくれました。引っ越しが決まってからの夕食会では、「少しのつもりだったけど、いつの間にか長くなりました。」と、あいさつしてくれました。年長の方が多いまきばのみなさんにとっては、孫のような存在でもあり、弟のような存在でもあり、ライバルのような存在でもありで、いい刺激になってくれていました。まきばに来てくれて本当にありがとう。

７日の引っ越しは、バタバタと荷物をまとめ（本人は至ってマイペースで口笛吹き吹きやっていましたが）、ジョイフルの回収の起動力抜群のＴさんが次々運んでくれました。スタッフの方は「まるで子供が進学や就職で遠くに巣立っていくようだなあ・・・。｝と、ポツリ。マザーも、最後には「母」の気持ちで感極まり、涙止まらずでした。入居者のＳ子さんから「体を大事にするんだよ！」、ジョイフルのＡさん（Ｓさんから、散々いたずらを仕掛けられては怒鳴り返すけど仲良し）から「飯、もっと食わねばダメなんだ！」と、温かい言葉を受け、新しい生活の場、「ＧＨトミー」へ出発していきました。（一番年が近かったＹさん、見送った後、ポツリと「さびしくなるね・・・。（涙）」）

Ｓさん、これからは、より自立に向けて頑張っていくことと思います。今後のますますの活躍を楽しみにしています。「ＧＨトミー」のみなさん、Ｓさんをどうぞよろしく。

（Ｋさん、引っ越すと聞き、「ビールば、飲ませる！」と、きかなくなっていましたが、まだ未成年だからと、みんなに止められ残念そうでした。Ｓさん、２０歳になったら、ビールを飲ませるから、遊びにおいで。）