「感動するよ」部屋でTVを観ていたT田さんが熱に浮かされたようにしきりに感動、感動と繰り返します。
24時間テレビを観ての感想です。
「いろんな障がいが有るんだなぁ」そうだよね…
「私も障がいあるよ」「なんもォ」
「人の顔と名前が覚えられない、道が覚えられない、音痴でしょ、運動神経0でしょ。ほら、いっぱいある」
ハハとT田さんは笑いますが、たまたまこの世界の《障がい》にふれていないだけの事。
運動神経が何よりも優先される世界なら間違いなく私は愛護手帳のお世話になっています。
私の姪の娘は生まれつき聴覚障がい者です。
3歳から聾学校に通い今は補聴器で何とか会話もできるようになりました。
その子に従妹が出来たのですが、彼女には不思議に思うことがありました。
「どうして、B子は耳に付けなくていいの?」
どうやら子供は皆耳が聞こえないものだと思っていたようです。
「おばちゃんはメガネしないと見えないけど、A子はメガネしなくても見えるでしょ?」うん
「2階のばあちゃんは歯がないから入歯してるでしょ?」「A子は歯があるヨ」
「ねぇ、いろんな人がいるの。A子は耳が聞こえないけど目が見えるし歯もある、手も足も」
彼女はニッコリ頷きました。
今はこれで済んでるけど、成長したら傷つく事があるかもしれない。
耳が聞こえないのは個性の一つと捉えどんな時も顔を上げて生きる人になってもらいたいなぁ…
私なんて探したらもっともっと限がなく障がい持ってそうだなぁ
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