味わい深いんだけどなぁ

雨の金曜日T田さんがビニール袋のお土産をくれました。
ずっしりと重みのある袋の中は雨の中拾った、そりゃあもうたくさんの可愛らしい栗でした。
「売る?」と思わず言っちゃうほどの量です。
そうそう確か先週の金曜日も栗がやって来ました。

E本さんが(こちらは大粒の茹で栗でしたが)実習先から頂いて来たんでした。
「美味しそうな栗だよ」
みんなで1,2個食べればという数でしたが、誰も手を付けません。
貰って来たE本さんですら手を伸ばしません。
まぁそのうちだれか食べるだろうと思い私は3連休になり、休み明けの水曜日―
まぁ!なんと言う事でしょう!
菓子盆の中には恐らく一個も減ってない栗が〇ビだらけになり入っておりました、トサ…
情けないことに休み中ほぼ寝たきり状態だった私は再びクラッと

思わずその情景を思い出したその時
「みんなで食べでって」雨の中栗拾いをしてくれたT田さんが言いました。
「ちゃんと食べる?」つい疑り深い口調になっちゃいまして。
「ん…知らねえ」明らかに拒否してます。そして「栗ご飯にするんだぁ!」

翌朝さっそく栗を茹でました、全部じゃないけど。
ホントは洗ってから少し置いた方がいいらしいんですけど。
そして本当に申し訳ないけど「これ、お土産」E本さんにお願いして持っててもらいました。
ご迷惑をおかけしたと思います<(_ _)>

パレットのみんなにも少しは食べて貰わないとネ。
おやつは栗オンリーです。
食べやすいように鋏を用意し「ホラ、こうやったら食べやすいでしょ」
関橋さんに食べて貰い「小さい栗は味がいいんだよ、美味しいでしょ?」
「うん、ウマイ!」無理やりですが

「栗があるうちは他のおやつは無いよぉ」ほ~ら、みんな食べてます、食べてマス。
…取って来ねバいがったなぁ…T田さんのつぶやきが聞こえてきました。

その夜栗の皮をむいたんですが…
可愛らしい栗なので熱湯に浸けてるうちに柔らかくなりすぎて栗の原型を留めない無残な姿に成り果ててしまいましたが、気にしない気にしない、と己に言い聞かせ、栗ご飯何とか完了。

残った生栗はチルド室へ。
茹で栗まだ残ってます。
お菓子ならすぐになくなるのに小さなザルに入った栗はまだ売れ残ってます。
なんで食べないかなぁ、美味しいと思うんだけどなぁ
渋皮煮、やってみようかなぁ…上手くできるかなぁ…食べてくれるかなぁ…
また指がモコモコになるかなぁ…

最初のコメントをどうぞ

コメントをどうぞ