「ねぇママ、ホタルよ。きれいねぇ」とお友達の光る靴を履いて、5歳の息子が幼稚園バスで帰って来る。
「まあ、本当綺麗ね」と飛びついてきた息子を抱き締めるお母さん。明日から光る靴でなければ履かない、
と泣くかもしれないと不安になるが、翌日自分の靴を履いて帰って来る。お友達は光る靴を履いていたのに、
なぜもう執着しないのかと知的障害の息子の心の変化が推し量れないことが寂しかったとお母さん。
そしてお母さんは気が付きます。欲しかったわけではないのかもしれない、ただママに見せたいと思った
のかもしれないと。 福井県在住の知的に障害を持つ子のお母さんの素敵なエッセイに出会いました。
障害のあるなしに関わらず、純真無垢な子供が発する言葉や、行動に感動させれてることは多いですよね。実は昨日時間を作って、子供達から貰った手紙の整理をしました。そんな頃もあったな~。と何度も涙がこぼれました。