Articles by 山ガール

昨日の夕食はタラのムニエル。 鱈の切り身に塩コショウをしてお酒をふってバットに並べているのを見て、 薬を飲み終えたYさんが近づいてきます。 「鮭ですか」「ブブー」「鰯ですか」「ブブー」「マスですか」「サンマですか」「ニシンですか」 魚の名前が次から次へと出てきます。 わぁーすごい、いっぱい知ってるねぇ、私の名前はタラちゃんです。

Yさんに留守番をしてもらいました。  ホームにたった一人になるのは初めてです。 2名の利用者さんを近くの温泉へ送る間、他の利用者さんはまだ帰宅していません。 「留守番お願いね」 「はい」 と。 わずか10分足らずでしたが、それでも初めてのことだったので頼もしく嬉しく感じたひと時でした。  

Nさんの通うフィットネスクラブから、腕時計をフロントで預かってます、と電話がありました。 帰宅後に本人から聞いてみると、ランニングと入浴を終えて出たあとで腕時計がないことに気がつき、 急いでフィットネスクラブへ引き返し 「腕時計忘れた」 とフロントへ話したとのこと。 気がついて戻ったことも偉かったし、きちんと自分で言えたことも偉かったね、と褒めてあげました。

洗面室に置いてある A子さんの歯磨きコップ。 これまではピンクでしたが、新年から若草色に新しくなりました。 数日すると Sさんのも新しくなっていました。 こちらは透明のコップにピンクや紫や若草色のハートが描かれています。 利用者さん同志、刺激され影響されているのでしょうね。

リフレッシュ旅行のアルバムをYさんが見せてくれました。 そばにいたA子さんも思わず 「わぁーすごい、いいなぁー」 と。 座席指定チケットや札幌ドームの球場内の様子や雲の上の航空機の翼までが アルバムを飾りさらにでっかい旅の思い出になったことでしょう。 利用者さんたちの表情から楽しさがいっぱい伝わってきました。