7月28日月曜日の夕方に当法人本部スタッフ、事業所スタッフが集まり、
リヴェールの利用者1名(Yさん)についての事例検討会を開催しました。
この事例検討会は3月に予定している当法人主催のフォーラムに向けたリハーサル的な要素を含んでおります。
Yさんは両親と暮らしていましたが、ある時期から破壊や他害行為が見られるようになりました。
精神的に不安定な日々が続いていてパニックに陥ることもありました。
精神病棟へ入院することになったり、退院した後でグループホームでの生活が始まったりと
本人を取り巻く環境が大きく変わりました。
不調な時期が続いていた当時から今に至るまでのリヴェールでの取り組みについて発表してもらいました。
グループホームの世話人さんにも参加してもらい、ホームでの様子についても話を伺いました。
グループホーム体験入居時の大変だった話や現在の状態までに至る過程・変化について
お話をして下さいました。
リヴェールでの取り組みやホームでの生活が始まったことにより、次第に本人の変化が見られるようになり、
今ではほぼ安定した状態で生活を送ることが出来ているようです。
発表後の質疑応答では、担当以外のスタッフから質問や意見が飛び交い、
濃い内容の事例検討会となりました。
落ち着いた生活が送れるようになってきたとはいえ、
課題は山積みです。
本人にとって有意義な生活が送れるよう、
自立に向けた取り組みはまだまだ続きます。
次回の事例検討会は11月を予定しております。
今回の検討会での反省点を踏まえ、新たな動きや今後の支援についても検討し、
本人が「ユートピアに入ってよかった」と思えるように支援していきます。
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