3月25日、YSアリーナにて、当法人主催による「医療観察制度研修会」が実施

され、総勢。

医療観察制度とは、精神に障害を持つ人の社会復帰を促進するための制度で、

精神障害のために、善悪の区別がつかないほど、通常の刑事責任を問えない状態で、

重大な他害行為(放火、強盗など)を行った人を対象にしています。

 

最初に、鶴飼理事長より挨拶があり、その後新潟県で、宿泊型自立訓練を行っている

新潟慈生会そら倶楽部様より、医療観察制度を利用した利用者さんの受入れについて

ZOOMにて、ご講演いただきました。

 

講演終了後、当法人事業部長より、これまで医療観察制度の方の利用受入れについて事例を

発表し、続いて、共催である ぴあみなと様と八戸市社会福祉協議会様より事例発表をしていただきました。

最後に青森保護観察所の方より、事例の中でも取り上げられた課題等も抽出していただきながら、

今後も地域で連携しながら各々の役割を明確にして、医療観察制度の対象となる方の支援をしていきたい

とのお話があり、このような研修会を重ねていくことで、理解を深め、今後も地域全体で取り組んでいく

関係性を築きたいと次回に繋がるお話をしていただきました。

今回は地域に貢献すべき役割を担う三八地域の社会福祉法人の団体様にご案内させていただきましたが、

今後も広く、地域の抱えている問題に根差した、みなさんで共有できる研修会を行っていきたいと思います。