7月3日(木)日本色彩環境福祉協会 田口先生にお越し頂き、

根城にある県内唯一の色彩福祉検定会場である学職開発(株)様にて

講義が行われました。今回のテーマは、「色彩福祉の活用」です。

人的環境では、互いの存在を認め合い、活き活きとした関係を

築くことが重要視されます。当法人のユニフォームを例に挙げ

職員はオレンジポロシャツ、利用者はブルーポロシャツを

着用していることで立場を識別でき、また目を引くことができるそうです。

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利用者さんが困ったときにオレンジポロシャツを探して職員に声をかけるのは

そういった色を認識し、見分けることが出来るからなのです。

また同じ型のユニフォームを着用していることで、同じように

大切にされていると感じることなどをお話ししていただきました。

色彩交流では、楽しかった時、苦しかった時、それを乗り越えた時の色を

二人一組で対面しながら質問し、64色から選びます。その会話の中で、

選んだ色を見てどう思うか、なぜそう思ったのかを聞き出していきます。

最後に、20名ほどの参加者で、お互いの相手に対するイメージの色

を選び、切り取って相手に渡す色彩交流を行いました。

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色紙を渡すときに、優しい印象があるからとか、大らかな心で受け止めてくれるからと

淡いピンクを選んでくれたり、責任感があるからと濃いブルーを選んでくれたり、

スタッフに思いを伝えてもらえる良い機会となりました。この講義を活かして

これからも「色彩福祉」の活用に取り組んでいきたいと思います。