おばんです!ジョイフルスタッフのTです。
夜もすっかり冷え込み、秋だな~と感じる今日この頃です。
秋といえば自然界でも魅力的な色が多い季節だと思います。例えば真っ赤に燃え上がるような紅葉ですとか、淡い黄色のイチョウの葉からは“わびさび”を感じます。
百人一首の和歌を四季別に分けると、秋が1番多いとのことです。それだけ、秋の色に先人達も心を動かされたのではないでしょうか。
ということで、私たちも色を視覚的に捉えてみようと利用者のIさんには「カラーテスト」に取り組んで貰いました。
テストなんて名前が付くと私はつい身構えてしまうのですが、カラーテストは至って簡単!
(手順)
①4×4 計16マスの表を用意します。
②好きなように色を塗ります。
ただこれだけですが、その人の配色や塗り方から色々と分かってしまうという優れ物です。
どこかの病院では、治療の一環として取り入れているそうです。
早速、Iさんに塗って貰います。
「迷うなー」と話していましたが、迷い無く塗っていきます。
インスピレーションで塗り上げていくIさん。意外と芸術家肌かもしれません。
だんだん完成が近づいてきました。
綺麗な配色を見ていると、私に幼少の頃の記憶が蘇ってきます。
Iさんを見守りつつ、思い出していると…
これだ!
キャンディーです。当時は味もさることながら、綺麗な“色”に心を奪われていました。
「全ての道は色彩に通ず」といったところでしょうか。
なんて、話しをしているうちにどうやら完成したようです!
本人の好きな青や赤がもっと多くの割合を占めるかと思いましたが、バランスのとれた配色だと思いました。
16色中、13色を使用しています。
塗り方も比較的丁寧で、しっかりと埋められています。塗っていく順番も左上から右へと1つ1つ仕上げていました。
これらからIさんは「規則正しさ」に重点を置いているのかなと考えました。作業時でもスタッフの指示を正確に行おうとする様子が見られます。
今後、数ヶ月後には変化があるかもしれませんので定期的に取り組んでいきます。
また、カラーテストで体を動かしたからかIさんは「いつもより緊張しなかった」と話していました。リラックスした状態で交流を行えたことは良かったと思いました。
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