4月から毎月1回、計6回、担当している利用者Kさんと色彩交流を実施している。
Kさんは気持ち的にあっちこっちといきがちな所が少しありますが、
そんな彼の事も色彩を通して少し見えてきた事がある。
本人の中での良いイメージの色と悪いイメージの色とがある程度明らかになってきた。
良いイメージ・・・・・青・白・黒系などなど
悪いイメージ・・・・・赤・茶色系などなど

気持ち的に少し落ちていたり、落ち着かない時には悪いイメージの色を多く選ぶ傾向があったり、混ざった色(こげ茶・ベージュ・赤紫など)を選んだりする事が多い。
なので同じ質問をしても、その時の状態によって選ぶ色も違ってくる。

色彩交流に関しては『答えはこれ!!』
ってことはなく、本人がその時選びたい色を選ぶ。なので悪い事ではないのです。

先月末に実施した時は、本人が選ぶ色が良いイメージのものが多く、混ざった色など曖昧な色を選ぶ事がなかった。この6ヶ月の中では1番安定していたように感じた。

普段から本人の事を観察したり見守ったりはしているつもりではあるが、
具体的に現在、どのくらい状態なのか(精神的に。気持ち的に)という事はわかりづらい。色彩交流を上手く活用すれば、それも可能?なのかなと少し希望が見えたような気がする。

これからもこの色彩交流を活用しながら、Kさんの気持ちを引き出していきたい。

今まで色彩交流は机に向かって、
色のついたカードとにらめっこしながら取り組んでいました。
が、次回からは本人に飽きさせない為、違う何かを引き出す為、
何か違う方法も用いながら、色彩交流をやってみよう!!
本人の好きな事・・・野球??
どう活用しようかな???みなさん何か良い案があったら宜しくお願いします。