昨日8月18日(日)プラザアーバンホールにて、約140名が集い青森県東地区GH連絡協議会主催の第9回弁論大会・カラオケ納涼会が開催されました。以前最優秀賞を獲得したことがあるSさんは、今回も別の演題で弁士を務めたいと希望してくれましたが、同じグループホームに住むYさんが、「出たい!」と珍しく自己主張したことをきっかけに弁士はYさんになりました。作文を書かなければならないこと、大勢の人の前で、それも壇上から思いを伝えなければならないこと、当日まで何日か練習をしなければならないことなどを伝え、本気かどうか確認をしました。世話人さんが確認しても、スタッフが確認しても日を変えて確認しても答えは同じ「出たい!」でした。その思いをホームメンバーが全面的にバックアップしました。ご本人の頑張りと周囲の応援が実を結び、な・な・なんと最優秀賞を獲得できたのです。驚きとうれしさで目が潤みました。審査員に講評を伺ったところ、声のトーンや表現力では他の方々が勝っていたが、普段何事も自分で決めることが苦手なYさんが、弁論大会に出ることを自分の意志で決め(自己決定)、話の中に仕事面・生活面でまごつく自分を支えてくれるスタッフ・両親・ホームの仲間に感謝しているといったことが盛り込まれており、今後の成長が期待できる点が審査員の心を打ったとのことでした。立派な賞状、副賞として10,000円分の商品券をいただきました。Yさんなりに緊張もあったかと思います。賞状を手にした後の記念写真の笑顔が素敵です。今回のことをきっかけにこれからも様々なことに挑戦し、自信をつけていって欲しいと思いました。