昨年度はコロナ禍により、決起大会も新年会もなく、新職員がお互い顔と名前が一致しないまま

、全体で集まることも控えていた為、改めて法人の方針を伝える場も持てずにいました。

歩みを止めてはいけないユートピアとしては、今のままではいけないと、今年度は各部署で改めての内部研修に

力を入れ、スタッフ個々のレベルアップを図り、事業所全体の向上に向けて取り組むこととしました。

第1回目は、理事長より、法人の成り立ち、目的、方針などについて話をしていただきました。

法人の1歩は、ボランティア協会から始まったということ、工賃3万円以上を目指して就労支援を行っていくこと、

自立だけでなく、自律も支援できるスタッフを育成していくこと、そしてコンセプトは「生かされるのでは泣く

生きることへのシフト」であること。

研修終了後、スタッフにはアンケートにこたえてもらいました。

・改めて理事長から福祉に対する思いを聞くことができて、良かった。

・日々の業務を行う中でなぜこの仕事が必要なのか、どこを目指していくべきなのか理解できた。

・自立は意識できていても、自律はまだ意識できていなかった。これからは利用者の新たな発見を大事にしたい。

・話をきいて、1人でも取り残さない精神で接していきたいと改めて思いました。

理事長でありながらも、どのスタッフにも分かるように話をしていただいたので、

若手のスタッフも、世話人もわかりやすかったという声が多かったです。

「理事長の思いに感動しました」という感想も。

この研修をスタートに、支援スタッフは毎月1回、研修を積み重ね、自己研鑽して

その成果を利用者支援に活かします。

その様子は、毎月報告していきたいと思います。