3月28日に八戸市根城にある「八戸市総合福祉会館はちふくプラザねじょう」で、標題の『令和5年度八戸圏域障害者就労施設工賃向上支援協議会』が開催され、八戸圏域の8市町村の当該事業所(就労継続支援A型事業所26、同B型事業所71)105、市町村8、商工会議所・商工会等7の112の団体、法人、自治体のうち22の団体、法人、自治体から25名と『青の煌めきあおもり国スポ・障スポ実行委員会事務局』から2名の参加で同協議会が開催されました。(当HPお知らせで4月2日に掲載)

この協議会は、各事業所利用の障害者(利用者)の「工賃向上」が目的の一つで、4月2日のお知らせで紹介した様に色々な施策を展開しています。青森県から当法人が事務局を依頼されております。

今回の協議会では、工賃向上の一助とするため、施設外就労の作業ができる会社の情報を提供することが出来ました。

同社は、五戸町にあるガラス瓶のリサイクルを行う会社で、従来からユートピアの会が施設外就労を行っていましたが、諸般の事情でユートピアからの出向が難しくなったため、同社の担当者との協議を重ね、今回の協議会でこの会社の作業を紹介して、出向できる事業所を募ることとしました。

協議会の中で、この作業の説明を行ったところ、5ケ所の事業所から一度見学をしたいという申し出があり、4月5日と4月10日の2回に分けて見学をしました。

その結果、4ケ所の事業所では事業所内の様々な事情で辞退の申し出があり、A型事業所のR事業所が出向することになり、条件面などの折衝を行う運びになりました。

A型事業所なので、時給は最低賃金の898円で支給されることになっています。

R事業所の今後の活躍を期待します。

このように、この協議会では、児童公園の草刈集草、砂場の消毒、生産物の販売会の「はちまるてtoて」などを案内しておりますので、参加事業所の工賃向上に向けて何らかのアクションを起こすきっかけ作りが出来たらと思います。

06年度もこの協議会の開催は継続する予定ですので、主催者側からだけでなく、各事業所からも情報提供をしていただいて「情報交換」ができる体制にしていきたいと思います。

ご協力をお願いします。