令和7年5月27日(火)16時30分から南風館で、法人内部研修が行われました。
今回のテーマは「介護」です。
介護福祉士の資格を持つ、リヴェールのK主任とジョイフルのS施設長補佐が講師に
なっての実践研修です。法人では、若手の育成にも力を入れており、このような
機会に講師として経験を積んでくれればと思い、今回の2名に講師を依頼しました。

研修の内容は、「衣服の脱着介助」と「車両のリフトを使った車いすでの乗車介助」
及び「車いす操作介助」です。
「衣服の脱着介助」は、室内で行い、今回は片麻痺の方に、前が空く上着の脱着の
介助をし、手のフリーな状態の方(動く方)の腕を先に脱がせ、着せる時は不自由
な手の方を先に着せる、その時動く方の手に着せるのに、袖の中に自分の手腕を
入れて被介助者の手をつかんで、着せるなどの方法を学びました。




場所を変えて、外に出て駐車場でユートピアのリフト付き車両2台で、実際に
車いすを乗車させる実習と、斜面での車いすの介助方法、階段を車いすごと
運び上げる方法、平地での速度に気を付けて、車いすに乗っている被介助者が
恐怖を感じないよう配慮するなどを学びました。




以前は斜面を車いすで通るときには、後ろ向きにして斜面の下方を見せない
ように操作していたのですが、近年はその逆で、シートベルトなどを着けて、
そのまま斜面を下に見ながら操作するようになっているそうです。
車いすでの移動で、後ろ向きで移動する方が、被介助者は状況を把握できず、
恐怖を覚えるということが近年分かってきたそうです。
車両に乗車させるのは、車両のリフトを使用します。
リフトは、車いすをワイヤーで引っ張る仕組みになっており、車いすが動かない
ように固定させるための装置がついていて、その装置の操作によって固定・ロック
などをして安定させます。
車両によってやり方が違うので、習得する必要があります。
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