朱に交わった?

昨日、バス券をなくしたT田さん
「バス券見つかった?」「いや、見つかんね」
仕事先のバス停まで言って探してもなかったと言います。
その時隣でY田さんが「俺のバス券」と言いかけました。
するとT田さんが (今思えばそれを遮るように)
「きっと」と落としたバス券のその後を語り始め「そのどっちがだよ」とドヤ顔。
「それはT田さんの想像でしょ、焼却炉で燃やしたんじゃないの?」「燃やしてねぇ」

T田さんの話に落ちを付けたところでY田さんが言いかけたのが気になっていたので
「Y田さんバス券あるんだよね」
最近住所を移し市民権を得たY田さんも晴れてバス券を取得しました。
「バス券あるけど送迎バスだから」とY田さんが話を続けますが...
う~ん?何度か聞き返しても内容が理解できません。
「ごめん、どういうことなのか私飲み込めないんだけど...」
Y田さんもう一度山姥にもわかるように嚙み砕いて話してくれます。

ハァ?ぬぁんですとぉー!!
「ダメ!!そんなことしちゃダメなんだよ!!」
なんと!とんでもないことをしでかそうとしてました。
口は悪いが善良な市民である山姥は そりゃあもうビックリです。
「それは犯罪なんだよ。逮捕されるんだから!」
「言わなきゃよかった」とお菓子の盗み喰いがバレたカツオ君みたいな表情のY田さん。
「そういう話になってたんだ」「いや、あくまでもプランです。プラン」営業マンか
「誰が言い出したの?」「俺です」とY田さん。ほう、パレットで唯一漢気があるのか?
いやいや、そんなこと言ってる場合じゃない
「あー、危なかった。二人も犯罪者出すとこだった」
「言うんじゃなかった...」

ったくもう、
パレットに入居し2ヶ月ちょい、最近ではすっかりみんなと打ち解け山姥にも気さくに話しかけてくれ優等生のY田さん、と思っていたのに、油断大敵
危機一髪 危ない危ない 気を付けなくっちゃ

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