Articles by 山ガール

Yさんの迎えの場所からポケットまで約100ｍ位です。 その間今日の事などお話しながら歩きますが、 半分位を過ぎた頃から一歩分二歩分と少しずつ距離が開いていきます。 足の長さの違いなのか、年齢の違いなのか、 それとも真っ直ぐに前を見て歩くYさんと、あだりほどりを見て歩く私との違いなのか。 ポケットに近づく頃には私はいつも小走りになっています。

リヴェールユートピアのリフレッシュ旅行まであと3日。 ポケットからはKさんとYさんが参加します。行先は札幌それも往復飛行機です。 他の利用者さんたちちょっぴり羨ましそう。 Kさんの大好きなさっぽろドームでの野球観戦があり 「本拠地で最後の試合だから監督の挨拶があるごった、 大谷は見れねがなぁ」 と、新しい靴を買ったり床やさんへ行ったり出発までの準備も楽しそうです。 どうかお天気になりますように。

毎朝5:30になるとKさんの部屋から目ざまし時計の音が聞こえてきます。 「♪ 起きろ、朝だよ、おいてくよぉー ♪」 と女性の声で。 これまで一度も寝過ごしたことはなく、朝食の準備をしながら感心しています、 洗顔やダイヤの餌やりを済ませ、6:00に朝食。 歯磨き後は、談話室で新聞読んだりゲームをしたり。 着替えをし 6:50にポケットを出ます。　もちろん休日はゆっくりです。

八戸が舞台の映画『ライアの祈り』観てきました。 文字もなく医学が発達していない縄文時代に、 障害を持った人が成人になるまで生きていたこと。 食のバラエティーは豊富で現代人が口にしている魚のほとんどがあったこと。 生きるために必要なものを共有しあい、お互いを大事に思い助け会っていたから 一万年の平和が続いたのではないかと語っています。いい映画でした。

先日近所のお婆さんから「紫蘇いらねがぇー」と声を掛けられ、さっそく頂いて赤しそジュースに。 赤しそを摘んでいる時にお婆さんが、おまじないを教えてくれました。 「とりのくそぁーとぉとぉとぉ」と声に出さなくても心の中で３回言うと、 咳してる人が隣にいても風邪ひかないよと話してくれました。 なんだか効きそう。病院の待合室で咳してる人の隣になったら実践してみようと思っています。 お婆さんが子供だった頃にお […続きを読む]