一つの出会い
法人で新しいGHを2ついっきにオープンしたしました。
新しい入居者さんが増えました。
勿論、日中の場は他施設で過ごされている方もおります。
新しい方が入居なさる=新しい出会いが生まれるわけです。
我々スタッフにとっては、その新しい出会いは、スタッフを成長させる
大きなチャンスにもなります。
・どのようにしたら、GHの生活の流れをご本人がいち早く理解出来るのか?
・どのようにしたら、他者といざこざを起こすことなく穏やかに過ごすためには?
・今現在苦手としていることをどのように少しでも出来るように促しを行って行くのか?
等々…考えることが沢山です。
また、考え行ったことに対しての成果が見えた時、やっぱりこの仕事をしていて良かったと思う瞬間です。
最近毎日GHに様子を見に行っている私ですが…
今日はステキな発見がありました。
世話人さんの感動的な対応があったのでご紹介します。
利用者Aさん「めし食いたくねー。」
世話人さん「そっか。これ何か分かる?」
利用者Aさん「わがんねー。」
世話人さん「じゃあ、手を出してみて…特別サービスだよ」
利用者Aさん「ほら!」と手を差し出す。
世話人さんがそっと手に乗せてあげる。
利用者Aさん口におそるおそるほおばる。そして、「きゅうりだべ。」
世話人さん「正解!よく分かったね。美味しい?」
利用者Aさん「うまぐねー」
世話人さん「じゃあ18:30からご飯だから食べに来てね。」
利用者Aさん「わがった。」
その後入浴を終えて、18:30にはお腹が減ったと言いつつ席に着いていました。
そして、きゅうりのサラダを全部食べていました。
本当にありがちな一コマですが、この対応ってその方を知っていないと
出来ない対応だと思いました。
世話人さんは、利用者Aさんと会うのは2回目だったのですが、
素晴らしいと思いました。
勿論、食後の後の食器の片付けの際も
一度は拒んだ利用者Aさんでしたが、
世話人さんの「一緒にやってみよう」という一言で
最後まで後始末をすることも出来ていました。
食べるきっかけ、動くきっかけを作るタイミング考え
声掛けをする。私も見習わなくては…
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