現在就労継続B型事業所に籍を置いているものの利用が滞っているAさん。作業内容の理解力や自立度は高いのですが、対人関係面、コミュニケーション面に弱い部分を持ち合わせています。
それならば、環境を大きく変えて、初めからあまり他者とかかわることがない作業を中心に行っている事業所を選択してみてはどうだろうかと思い話を持ちかけてみました。自尊心にも配慮しレベルアップとなるA型事業所の見学、面接、その後の体験実習を数日間行いました。
結果は・・・作業そのものに問題は無いものの、利用者ばかりでなくスタッフとの関わりも希薄な部分がひっかかり、実習の継続を断念しました。他者とのやり取りに煩わされることなく決められた時間作業を行えば一月約6万円の工賃が頂ける場所ではありましたが、意欲をかき立てることはできませんでした。マッチングしなかったというわけです。
弱い部分ではあるけれども、人との関わりを求めていないわけでは無いことが明らかになりました。今までは新たなステップを踏み出すことに躊躇しがちでしたが、今回は見学をする・ハローワークへ出向く・面接をする・体験実習をするその展開は早いものでした。こうしてはいられないとう気持ちがあってのことと思います。
今回は残念な結果に終わりましたが、次なる事業所を探してまた一緒に挑戦していきたいです。
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