卒業シーズンですね
実は私、PTA会長を務めており、卒業式では祝辞を述べる役目があります
本番はこれからなのですが祝辞を考えているだけですでに泣きそうに…
ウチの子が卒業するわけではないのですが、子どもたちの成長を思うと胸にくるものがありますね
大人になってからも、人生の中でいくつもの「卒業」のような瞬間があるのだと思います
グループホームを利用しているAさんも、今月ひとつの節目を迎えました
Aさんは特別支援学校を卒業後、一般就労しています
卒業のとき、就職の準備のために親御さんからお金を借りました
事情もあり親子関係は良好とは言えない中でしたが、Aさんは働きながら少しずつ返済を続けてきました
そして今月、その返済が最後となります
『借りたものをきちんと返す』言葉にすれば当たり前のことかもしれませんが、
働きながら何年もかけてそれをやり遂げたことは、やはり立派なことだと思います
Aさんにとっては、親に対して「一人の大人として向き合えた」と言える出来事なのではないでしょうか
もちろん、返済が終わったからといって親子関係が急に変わるわけではありません
これまで二人をつないでいたものが一つなくなった、という見方もできるかもしれません
それでも、自分の働いたお金で自分の責任を果たした
その積み重ねは、きっとこれからの人生の自信になっていくのだと思います

↑AさんのLINE
友だちと遊んで門限を破ったりと何かと怒られがちなAさんですが、
こういったやりとりの中での感謝の言葉はグッときます
卒業という言葉は、学校だけのものではありません
人はそれぞれのタイミングで何かを終え、また新しい一歩を踏み出していくのだと思います
Aさんにとってこの3月はそんな「卒業」の月なのだなぁと感じました