寒風に身を切られる様な痛さに、冬を受け入れる余裕の無い収穫前の農作物たちを見ていると秋と冬の境が何処だったんだろうと思いながら再び秋の蘇りを期待する無謀さに心は秋離れしてない事に苦笑し又秋の思いに、子供の頃から何回も見続けて来た山々の紅葉、あまりのきれいなモミジにランドセルを置き木に登りその枝を取り部屋に飾ったその時の感動が強烈で十和田湖も名勝京都の紅葉もそれを超える事はなかった。子供の頃のインパクトは強烈でそれだけ人生を支配するのでしょう。雑然とする環境の中で生活していると季節に取り残され自分の年齢すらうる覚えでした、そんな時心ある人達に誕生日の祝福を頂き申し訳ない気持ちと淀んだ整理のつかないそんな状況にそれに従う自分におかしさを感じながら楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

それぞれ追いかけて来た目標の中にひょっこり顔を出したのが工賃三万円フェーバーです。それも一つの課題と捉えていたら上から見たら全ての活動がそこに集約さて行く事が見えて来たのです。これまでさまざまの種を蒔いて来たのですが無駄な事は何も無くそれぞれの活動が役目を果たし本流に集約された時それが工賃三万円に辿り着く事です。それが出来たら又感動です。ユートピアで良かったと。

ふと、私の経験したあの紅葉のきれいは本当にきれいだったんだろうかと、あの感動に辿り付けないでいる今、もしかしたらそれはメルヘンの世界で二度と経験する事は無くあるとすれば次の世界はあの世かも知れないと思いながら畑の畔を歩いている光景は宮沢健治に見えたかも知れない。

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