新年度を迎え、日々奮闘している今日この頃 周りは春めいて、心地よい毎日が… ネギの苗も元気に育ち、今年も豊作を予感出来そうです。 人の話を正しく伝えるのが苦手なSさん 先日も、他の利用者が掃除をまだしている最中に 廊下のソファーに座り雑誌を見ている。 「どうしたの?」と声を掛けると、「Mさんが掃除してくれるって言ったから。」と答える。 そんなハズはないと思った私は、「Mさんに確認してみるね。」 と言い確認をした。 すると、Mさんは「Sさんが用事があるから掃除をやって頂戴と言ってきたからやってあげました。」と答えた。 Mさんに「みんなそれぞれ、やらないといけないことがあるから、今度は頼まれたらスタッフに相談してね。」と話した。 Sさんに私は駆けより「用事があるからって言ったの?」と聞くと 「はい。さっきKスタッフに呼ばれてたから。」と下を向き答えた。 私は「でも、まだ、掃除をする時間は残っているでしょ?それにMさんまだ、掃除してるよ。」と伝えた。すると、「やってくれるって言ったから甘えちゃいました。」と答え、ソファーから立ち上がり掃除場所へ向かった。 どうしてSさんは、この様な行動に出たのか?ただ、怒られるのが嫌だったのか?…等を考え深め理由を追及して行くことと、物事には沢山の見方があり、その全体像を正しく伝えなければ、本質が見えてこない。 Sさんの話しを聞き、もし、Mさんに確認することを怠っていれば、多分私はMさんに、「みんなちゃんと、自分の役割分担があって頑張っているんだよ。やってあげるって言うのは、優しい気持ちから出た言葉かも知れないが、本当は、Sさんの為になっていないんだよ。」と注意をしてしまっていたかも知れない。 真実を曲げることなく、伝え合わなければ上記の様な誤解を生んでしまうかも知れない。私達は常に何が真実で、何処に問題があったのか?また、その問題に対して、どのように対策を打たねばならないのかを日頃から考えて行く必要があるように感じた出来事でした。

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