4月から新しくジョイフルでの利用を始めた3人の利用者さん達も、新たな生活のサイクルに慣れ、生き生きと作業に励んでいます。
また、関わる時間が長くなると新たな一面を知ることもあります。
私と共に作業を行う機会が多いIさんはマンガが好きで、よく感想を話してくれます。
その中には
「~が大混乱に陥った!」や「~の秘密を暴いた!」などの言い回しがあり、語彙が豊富で驚きました。
それから、Iさんは漢字検定の勉強をしている利用者さんの様子を見ることが好きなようで漢字の教材にも興味を示していました。
そこで、施設長が漢字の勉強に誘いましたが、いまいち乗り気ではないようでした。
次に2人の採点を行ってはどうかと提案していました。すると、Iさんは笑みを浮かべ二つ返事で引き受けたのです。
少し違う角度からのアプローチで、Iさんは惹かれたのです。
解を導くことが好きな者もいれば、解を確かめることが好きな者もいる。
私も1つの物の様々な側面を捉え、利用者さん1人1人に合った提示を行えるよう努めていきます!
アプローチの仕方って本当に沢山ありますよね。いろいろ考えたあげく、単純な持ちかけがすんなり受け止められたり、何度チャレンジしてもはまらなかったり・・・そこがこの仕事、支援の醍醐味ですね。彼らとのやり取りが目に浮かびます。終礼後の市バスを待つ時間を有効活用して学習に励む姿、微笑ましい限りです。