今日、バスに乗り間違えたNさん。
実は、大きな成長を見せてくれました。
Nさんは、バスに乗るのが実は得意ではありません。
数年前に、間違ったバスに乗ってしまい、降りることが出来ず、自分から人に話しかけるのも苦手なので、助けを求めることも出来ず、バスで八戸市内をぐるぐると回っていたところを、スタッフが旭ヶ丘営業所で待ちかまえ、営業所にきたバスからNさんを降ろし保護したということがありました。
朝、他利用者からNさんがいつもと違うバスに乗っていたという報告があり、焦った私は、とりあえず旭ヶ丘営業所に向かいました。
旭ヶ丘に着くと、端の方で目に涙を浮かべながら外を見ているNさんが、
私が近づくとNさんは「バス間違った。」と目をうるうるさせながら一言。
話を聞くと、いつもと違ったバスに乗ったことに気がつき、途中で降りて、他のバス停まで歩き、旭ヶ営業所行きに乗り、旭ヶ丘営業所に着いたと話してくれました。
GHで生活するようになって、バスに乗る機会が増えたのも事実ですが、こんな風に柔軟に対応出来たNさん。
「Nさん凄いじゃん。前だったら出来なかったのに。ちゃんと旭ヶ丘営業所まで来られたね。」と言うと、「うん。」と言いながらにんまりしていました。
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