ジレンマ

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1月2日(火)9:00~13:00までが当番でグループホームまきばのTさんの見守りに入りました。箱根駅伝が放送されていましたのでスポーツ好きのTさんは自室とテレビのあるキッチンを往復しながら過ごしていました。足取りは心配なく手の震えもありませんでした。自室でちょと横になると言っていたので様子を見に行くとベッドはもぬけの殻、ご本人はトイレから出ようと立ち尽くしていました。ズボンに汚れはありませんでしたが、尋ねると「ももひきを汚しました。」と。黒色のスパッツだったため濡れ具合が見えず、「濡れてないんじゃない?」と声をかけると「ここが濡れています。」と的確に示しました。(しっかりしてるじゃん。)動作はゆっくりですがトイレから出る時には次の人が使いやすいようにスリッパをきちんと揃えます。(えらい!)食事の時は何故か手の震えが強くなります。前半は自力で頑張ってもらいました。後半は全介助でした。声掛けはしなかったのですが、食後食器を何回かに分け流し台に運び、食器洗いを始めました。ご飯粒が排水溝に流れないように、洗浄し水切りかごに入っていた三角コーナーをおもむろに取り出し、そこにご飯粒を捨て、スポンジに洗剤を含ませ、ゆっくりゆ~っくり食器洗いを始めました。(ナイス判断)手の振れは見られませんでした。やってもらうと楽なので楽な方に流れがちですが、自主的に出来ることも残っているのです。出来ることを精一杯やっている姿を見ると微笑ましく応援したくなります。それでもシビアに考えると、自立を目指す当法人のグループホーム対象者とは言えないな~と頭を悩ませるのでした。

コメント

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
そうなんです。食事の時、Tさん、体も手もすごく震えるんです。医師より可能性のある病名を示唆されましたが、もしかして「食べたい」との意識が強いと余計に振戦が起こるのでは‥‥?と思う節もあります。
以前、老人ホーム勤務の時にリスペリドン系の薬を加えてから振戦が起こる方が居ました。副作用も疑がいながら観察を続けていたら、どうも自分が苦手な事を言われたりすると急に振戦が強くなる事が度々。その旨、個人の受診用連絡ノートに記載し、ヘルパーから医師に申告したところ精神的な物との診断が下ったと言う経緯もあります。
Tさんはとても食いしん坊さんなので、本当は「ゆっくり、沢山食べたい」と言う気持ちがそうさせている可能性も考えられるかなとも思われます。
それとこれは、とある福祉法人相談員からの情報です。「介護系ケアマネを巻き込んで協力してもらうと良い方向に進む可能性が高い」との事でした。良い方向に進んだ事例があるそうです。

GUSSANのアドバイス心に留めTさんの今後を探っていきます。ありがとございました。

振戦と聞いて思い出した事がありますペンを持つと震える人がいて何人かでその手を押さえて震えを止めようとしたがどういう訳か皆の手が一緒に振動して大騒ぎになりましたが、そこでなるほどこれが振戦だと、そしてそれに加わった者が振戦組だと冷やかし。振戦の原因は医学的にも難しいと言われており本態性振戦、運動性振戦とかでコップを掴もうと手を伸ばした時に起こる振るえは企図振戦と言われおり振るえを意識的に見て観察する事が必要ですね。

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