先日、仕事で分からない事があったのでインターネットで調べ物をしていました。
目的の情報を見つけたのでメモを取り、次の仕事に取り掛かろうとしたとき、
ふと目を移すと、企業会計における減価償却期間一覧珍しいもの編、という一文を
見つけました。
減価償却といえば、車は5年とか、鉄筋コンクリートの事務用ビルは
50年とかそういうものが一般的ですが、たとえば動物園にあって動物は固定資産なので
減価償却され、死んだ場合は特別損失として処理される、というお話でした。
フラミンゴや孔雀の羽は装飾品などとして転用されたりするので、副産物の
形で資産計上する必要があるとか、面白かったのは、パンダの場合、所有権は中国が
持っているのでリース資産扱いで、先日上野で誕生したシャンシャンの場合、親パンダと
違って契約金がかかってない分少々お安く費用計上されるとか。
そういえば以前の職場で、コンピューター屋さんが資産台帳システムを売り込みに来たとき、
ありとあらゆるものの耐用年数を収録しましたと、その部分だけやたら熱心にって
訴えてきた事を思い出しました。
出退勤時、まきばで草を食む山羊たちを見る目が、すこーしだけ変わった出来事でした。
減価償却って自分の仕事に関係ないものについては考えませんから、面白い情報ですね。死んじゃったら特損なんですね…
まきばのサブローから取った毛は副産物で計上できますかね⁉️
それって購入した時点での金額なのかな?生き物だから成長したら価値が上がって行くよね、それと反対に償却されて価値が下がって行くのおかしいよな。人間はどうだろうか?
そもそもの目的論で、動物園は、その動物を見に来てもらうことで、料金が発生しているし、商品のようなものだからなるほどと思いましたが、うちの場合は、サブローの毛は別にして、支援の一環としてペットのように飼育しているという目的でも、資産に変わりはないのでしょうか。調べてみたら、固定資産のうち、「器具及び備品」の10番目に記されているのが「生物」で、耐用年数は、魚類2年、鳥類4年、そしてゾウやライオンなどの「その他のもの」が8年なのだそうです。動物を資産だと考えたこともなかったですね。