福祉の駅のセールに身内を連れてお邪魔しました。
姉の孫(小学生)二人に「うちの職場のセール行く?」と聞くと、張り切って『美保野?』
昨年の美保野里山夏祭りに行ったことを覚えていたようです。
「労災病院のとこだよ。ホタテ焼いてるよ。バルーンアートあるよ。」
今時の小学生は部活などでなかなか忙しく、会う機会も減っていたのですが、二人とも食べ物に釣られてやってきました🎵
あちこち見ながら欲しいものをゲットした頃、上の子が、
『ねぇ、みんな障害者なの?』
『なんか変なこと言ってるよ』
『なんで障害者の人がお仕事してるの?』
ん~…自立とか言ってもわかるかなぁ、なかなか説明が難しいなぁ…
身近に障害を持った方を知らずに育ってきて、ほとんど初めて目の当たりにした、正直な感想なのでしょう。
子どもの正直さは、時として残酷です。
自分が≪普通≫と思っている世界と違うものに対しては、容赦のない言葉が出ることも。
この子達も成長の中で経験を積むことで、健常も障害もひっくるめた多様性を認められる人に育って欲しい…
そう考えると、福祉の駅は利用者さんに就労の機会を提供するだけでなく、ふれ合いと理解を深める場として貴重だと実感した週末でした。
その通りですよね、子供達にはその印象はどう映ったかは別として全ては触れ合いからで、福祉の駅で貴重な体験をしたものと思います。私がこの世界に入る動機があまりの大きなショックからでした。それは初めて見る身体不自由の脳性麻痺の子そして、顔中しわくちゃで目だけが浮き出ている老人施設の利用者さんその現実に打ちのめされた事が鮮明に残っております。当時、障害者は「土蔵っ子」として隔離され人前に出る事は許されなかった時代であり勿論子供達が対面する事も少なかった事と思います。障害者も普通に暮らせる社会づくり活動がユートピアの目的でスタートし、この子供達の言動にここまで来たんだと言う思いです。