福祉の駅は、想定外のものが売れるので、スタッフでもなかなか見極めが難しい。
先日、磨き担当のSさんが「これ、ダメだべ」と銅製のカップを二つ持ってきました。
確かに、内側の劣化が目だち、これは正直ムリかなぁとは思いました。
でも、いつぞや≪割れないカップ≫を探しにいらしたお客様がいたことを思い出し、念のため福祉の駅に運んでみました。
駅のYスタッフに見せると「これは、ないでしょ」と言われましたが、とりあえず置いてみて、ダメなら下げましょうということに。
ないでしょ、と言うわりには私が考えていたより高めの値段で売場に出しているYスタッフ。
さすがです。
翌日、店番でレジに入っていた私の目の前に置かれたのは、このカップでした❗️
(これでいいですか?)と内心思いながらも、レジを通して、心もち大きめの声で「ありがとうございまぁす」
磨いてくれたSさんに「あれ、売れたわよ」と教えると、目を大きく見開いてびっくり❗️
別な日には、ダンディーなお客様がアクセサリーコーナーで品定め。
少しチェーンに劣化が見られるものの、青のモチーフがきれいなので出しておいたペンダントを手にして悩んでいます。
お話をしてみると、アマチュアでジャズのボーカルをされていて、ステージで映えるものを探していると。
「いろんなものが手頃に買えて、この店いいね。知り合いにも教えるよ。」とおっしゃっていただけました。
仕事に追われていると、どうしても自分の経験値の中で品物を選別したり、値段を決めてしまいがち。
いろんなニーズや価値観の方に喜んでいただけるお店でいられるよう、バラエティ豊かな売場を目指したいと思います。
そう言えば、倉敷に行った時見るからにガラクタを並べている店がありました。薄暗い店に古いビー玉とかヨレヨレのブリキの洗面器、そしてビックリしたのは天皇から授かった勲章とか菊の紋章等である、値段を見て更にビックリしたのですが笑いながら店を後にしたのですが気になって帰りに寄ったらお客がビッシリで入り切れない中、外から気になっていたブツを見たが見えませんでした。観光地とは言え恐るべき。
そこで提案、好きな人いるんですね。観光地でなかったらネットかも!