ぽっやり型のMさんは、年齢と共に膝に負担がいき、足の痛みや胸の痛み等
体調不良を訴えています。数分、歩いては息を切らし、汗を大量に垂らしています。
「じゃ、体重を減らせば。」とダイエットや運動に取り組めばいいのですが・・・。
やはり、段階をふまなければなりません。
とりあえずは膝に負担をかけないようプールか入浴をしようということになりました。
調べてみると、スロープがついた温泉があり、そこで歩行浴をすることにしました。
その隣にはショッピングモールがあり、終了後は「ご褒美に本屋で買い物が出来る。」
と誘えば、のってくれるかと思いました。
当日、迎えに行くと事情で入浴はできないとのこと。
「あらら・・。残念。」予定を変更し、モールにて買い物がてら沢山、歩くことになりました。
自分の好きな本や雑貨を物色して歩いていたら、早一時間は過ぎ、目的は達成されました。
その後は外食をし満悦したのか、笑顔がこぼれていました。
親御さんからも「顔を見れば、分かります。楽しんだようですね。」と、お言葉を頂きました。
次回は温泉で歩行浴しましょうね。
自分にとっては気持ち、支援共に余裕をもってできた一日でした。
ダイエットは大変だけれど、まずは楽しい思いを味わってもらうことが大事ですね。私たちも同じです。どんな形でも続けていけるといいですね。歩行浴は膝にも負担がかからないし、安全で楽しそうです。
朝は脚、昼は腰、午後は歯・・・
毎日のようにあちこちが痛くなってしまうMさん。
帰りたいからお母さんに連絡してくれとジェスチャーで伝えてくることもあります。
「おいしいコーヒーを飲めば治るよ。休憩まで頑張ろう!」
「今日のお弁当は大好きなハンバーグだよ。お仕事頑張って一緒に食べよう!」
その時その時の声掛けで、納得して頑張ってくれることが多いですが、痛いからと言って休んでばかりになると、そのまま動けなくなるのが心配です。
好きなこと、本人の望むことは何なのか?
体力と相談しながら、継続して運動が続けられるといいですね。