Tさんは、何度か救急車で運ばれる事態があり、施設内では基本的に負担がないようにゆっくり過ごす方。

動きもスムースにいかず、食事の際のエプロンもスタッフにかけて欲しいとリクエストをすることも。

生活の基本動作は自分でやりましょう、と促してもスタッフに頼りがちです。

以前は施設内の運搬を手伝ったりもできていたのに…

そんなTさん、先日施設長に促されて折りたたみテーブルを運んでるじゃないですか❗️

え~❗️Tさんが持ってる、運んでる❗️

ちょうど私が介助していたKさんも、目を丸くしながら、

「Tさんが運んでましたね」

と驚きを隠せない様子。(Kさんは動けていた頃のTさんの様子を知りません。)

2、3歩歩くと止まってテーブルを置いてしまいますが、その都度促されてはテーブルを持ち上げ、2、3歩歩くを繰返し、奥の部屋まで運ぶことができました。

運び終わったTさん、やや大袈裟に疲れを表していましたが、

「すごいね、やったね」

と声をかけられると、ニヤッと笑いながらトットットッと戻っていきました。

これからも体の機能維持のためにも、負担のない範囲でチャレンジしていきましょう。

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