私の担当のMさんはどの作業も快くひきうけ、何でもそつなくこなしている。
能力があり、評価も高い。従って、色んな作業場からひっぱりだこだ。
リヴェールよりジョイフルへ出向している日が多い。
担当の私からすれば「問題ない」「手のかからない」と人と捉え、最近、なかなか話しを聴く機会が少なくなっていた。
ジョイフルスタッフより、Mさんが「リヴェールのお楽しみメニューの日は出向を無しにして欲しい。」と
しきりに言っていたとの報告を受けた。初耳だった・・。自分は「聴く」ことが出来ていなかったなと・・。
「聞く」と「聴く」は違うそうだ。「聴く」ことは心のメンテナンス=安定。
聴いてもらい、わかってもらい、落ち着いた状態で無ければ、利用したくなくなる。
スタッフの皆さん振り返ってみてください。
「聴く」ことが出来ない態度とは
①無関心である。
②自分の話を優先し相手の話を遮る。
③「正しいか正しくないか。」で相手の思いを聴く。
④「いや、そうじゃない。」と相手を直ぐ否定したがる。
⑤相手は話しをしたいだけなのに助けを求めていると思いこみ、アドバイス志向になる。
最近、読んだ本から抜粋してみた。
利用者へ固定観念や先入観を持たず関わりたいものだ。
ここにいる目的、というものにも関わってくる問題かなぁと思います。何かを我慢してでも、作業をやりとげる事が重要となる場合もありますしね。本人の希望を受け入れ全てを叶えるとなるとまた悩みどころでもあります。なんにせよ、皆に喜んでもらうために企画しているので全員が笑顔になれるといいですよね。