利用者のKさん、先日から
「スパッツに穴が開きました。替えはあります。」
しかし、聞くたびに替えの枚数が変わる…
Kさんはいつもと違うことが一番の苦手。衣類の買い物も、できれば行きたくないという気持ちが言葉の端々に現れています。
無理に連れていくのも…と思い様子を見て数日。
「買いに行きたいです。」
自分で決められたようです。
では行きますか❗️と出かけたついでに、市役所にも寄って福祉サービスの更新手続きを済ませることに。
買い物に行く途中の車の中で、Kさんは既に調子を崩しているのがアリアリ。
「ついでに済まそうね。二回も出かけたくないでしょ?すぐ終わるよ。去年もやったよ。」
と声を掛けると、小さく
「うん…」
市役所の窓口では、
「グループホームの名前は?病院は通っていますか?」
問題なく答えていたKさん。
「日中はどこで過ごしますか?」
答えが止まってしまいました(^^;
市役所の方も少し困りながらこちらを見るので、
「毎日バスに乗ってどこに行くんだっけ?」
質問を変えてみると
「ジョイフルパークユートピアです❗️」
やけに大きな声で答えられました。言葉に詰まってしまい本人が一番焦ったのでしょう。
「もう終わりますよ」
役所の方の優しい言葉にホッとした顔のKさん。
帰り際、毎年必要なことだから、また来年がんばれるよね、と声をかけると、
「うん❗️」
元気な返事が返ってきました。
緊張が解けたKさん、いつもの様子に戻って、作業頑張ってね。
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