昨日、家族の者が買い物を希望したので介助のために同行した。
前立肥大の疾病をもっているため、15分から30分おきにイレに行きたくなる。
出発前に行ったはずなのに・・。
車中、トイレに行きたいと言い出すと本当に困る。
なぜなら、バリアフリーできちんと整備されているトイレが少ないからだ。
車いすが直進で行ける幅は75㎝。
方向転換には通路は90㎝以上必要なのだが条件を満たす場所が少ない。
また、トイレ入り口の段差があったり、引き戸であっても直ぐ閉まったりと
介護する者と介護される者にとって二重の障壁だ。
何件か目にやっとみつけトイレに間に合った。
自分たちの事業所はどうだろうか。
現在は生活介護の利用者は少なく、自分のことは自分で出来る利用者が多い。
でも、利用者が高齢化し徐々に体力が落ちて、日常生活動作において不具合が
生じてくるだろう先を見据えて、「障壁」を少しでも取り除いて環境を整備したい
なと感じた。そして、常に障がい者の立場にたっての「視点」でありたい。
必要とする人が現れてから環境を整備するのでは遅いですね。
法人全体で考えなければならない問題でもあります。
ハード面だけでなくソフト面でも常に利用者の立場に立って考えなければならないことがたくさんあります。
介護する立場から気付くことがあればいろいろ教えてくださいね。
インドの都市デーリーの公衆トイレで便器が高く不便を感じガイドに沢山ある便器の中に低い物とか子供用の便器があってもいいのでは?の質問に一つはトイレを使わず外の物陰でする習慣であると、もう一つはトイレの周辺に台になる木箱とか石があり必要な人はそれを使い用足しすると言う。トイレは生活文化のバロメーターと言われ日本のさまざまな団体が貧困国にトイレの普及活動を展開しておりますが、日本はその上ハンデイのある人用の普及は追いつかない状況にありながら、なんとウォシュタイプの普及が先行している様に見えます・この状況を見ると障害者の世界を通り越しているような気がします。しかし経済は需要が優先する事で仕方ない事ですが先のインドに学び工夫と事前準備があればと思います。