作業

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最近めっぽう寒くなって来ました。
リヴェールでは公園の集草作業が終演を迎えようとしています。

今回はベテランKさんの集草作業中の出来事をご紹介します。
Kさんは体力もあり、力もあり頼りなる存在なのですが…
一度調子を崩してしまうと…立ち直るのに時間を要するのです。
調子を崩すと、「あの作業はやりたくない。」「あの人がこんな風に言った。」(思い込み)
等々が始まってしまいます。

この前集草作業で、見るからに力を抜いて集草作業を行っていたKさんに
「体調が悪いの?」と聞くと、「違います。」「じゃあ、やりたくないの?」
「違います。ただ力が入らないだけです。」そんなやり取りをKさんと行った。
だらだらと作業を行うKさんに、私の近くで作業をするように指示を出す。
「Kさん!はい、こっちに来てここ綺麗にして。どちらが綺麗に出来るか競争だよ。」
最初はゆっくりと嫌々(あからさまに)作業をしていたが、私は次々に指示を出していく。
「はい。次ぎはこっち。よーいスタート」終わりましたの報告をしてくる前に「次ぎはこっち。出来るからやってごらん。」
最後には、私が指示出すスピードに追いついてくる。
「私と作業をするのは疲れるでしょ?」とKさんに聞くと、
にやりと笑って「大丈夫。」と答える。
「Kさん、私の作業スピードに追いついて来てたよ。凄いな~なかなかついてこれる人いないよ。ちょっと頑張りすぎて疲れたべ?」と聞くと、またまたにんまり笑って「疲れた。」と答える。

さっきまでのだらだらした雰囲気は無くなり、指示すると小走りで動くまでに…
Kさんは、実はもの凄い心配性で、何か考え事をすると作業に集中出来ないことも多い方です。「物事を考える」ということは勿論大切なことですが、それを引っ張ってしまうKさん。【余計なことを考える時間を与えない】【作業をスタッフとの一対一の競争にする】人それぞれにその人の状況を見て、作業スタイルを変えることで、利用者の取り組み方も変わる。やはり私達の仕事は、常に柔軟な対応が出来るよう工夫をすることを考えていけなければならないと思いました。

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