今日は岩手県久慈拓陽支援学校の「拓陽祭」にお邪魔してきました。

行く途中、少し雪がちらついていました。

風も強く、冬がもうすぐそこまで近づいていることを教えてくれるほどです。

午前はステージでの発表がメインとなっておりました。

小学部から高等部までのステージ発表が続いていましたが、

発表の合間のトイレ休憩で発見した物があります。

 

学校内の廊下には生徒さんが制作した作品や写真が飾られていました。

その中に来春からリヴェールユートピアを利用してくれる生徒さんの作品を発見しました。

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一見、ハロウィンカボチャの形をした切り絵に見えるかもしれません。

良く見るとそれだけじゃないんです。

 

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こちらはチューリップやトンボの形をした切り絵になっています。

 

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私が面白いと思ったのは、それぞれの色の塗り方です。

おそらく、マジックペンで塗っていることでしょう。

まずは紙をきれいに塗ってから切り取っているとおもいます。

そして塗った紙に線を引いて、カボチャやチューリップの形にしてから

ハサミなどで切り取っていると思われます。

 

そのため、マジックペンが重なった部分が周りの色より濃くなり、

周りの色の薄い部分との対比で模様のようにみえます。

色は自分で決めて塗ったのか、職員の方が決めたのかは不明ですが、

こんなに上手に塗れるなんて驚きです。

塗り方にオリジナリティを感じました。

ユートピアを正式に利用するようになったら、

彼の可能性を引き出すために、様々な角度からアプローチを試みたいと思います。

コメント

まるで、絞り染めを見ているかのようです。淡い色の中に濃いラインが入りなんとも言えず風情がありますね。これまでに出会ったことのない塗り方ですね。この塗り方を活かした作品づくりに期待大です。

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