19日火曜日にインフルエンザの予防接種が当施設で行われました。
注射が大嫌いなMさん…
1ヶ月前の健康診断の時の採血は、30分~60分位掛かってやっと行うことが出来ました。それも、看護婦さん2名、スタッフ2名で説得を重ね…重ね…
終わった後は涙ぐんで、「凄いでしょ。」とスタッフに言ってきました。
今回の注射も…とこちらも準備万全にスタッフ2人を配置。
順番も1番最後に…よし、これで時間が掛かっても大丈夫だと思い
Mさんを注射する場所まで誘導する。
先生に「腕を出して。」と言われると、さっと腕を出し一瞬で注射を終わらせてしまった。
前回、健康診断の時に採血をしてくださった先生と看護婦さんも立ち上がって大きな拍手。
勿論、スタッフ全員ビックリしながらも「頑張った。偉い。」と沢山の声があがった。私も目から涙がこぼれ落ちそうに…
沢山のスタッフに褒められ得意げなMさん…
午後からは腕白ぶりを発揮…今日は注射を頑張ったから多めに見ようか…ダメだ…葛藤中…。「Mさん!!せっかく褒められたのに、最後怒られて1日の最後を迎えるの?」Mさん「ごめんなさい~怒らないの~。わはは!」この明るいところがいい所でもあるんだが…時と場合に合わせてくれれば…せっかくの感動の涙が鬼の涙に…
でも、注射はよく頑張れたね!
お弁当も好き嫌いなく全部食べられるようになったね!人に対して「叔母さん、ブタ」とか言わなくなったね!掃除も自分からちゃんと出来るようになったね!きちんとハンカチを持ってこられるようになったね!…etc
4月からMさんがちょっとずつ大人になっているのを私はちゃんと見ていますよ。「次ぎは何が出来るようになりたい?Mさんが自分で出来るように手伝いするよ。」
付き添った私も拍子抜けしたのと同時に、うれしくて涙が出そうでした。
肩に手を乗せて、ポロシャツの袖を持ち上げただけで、あとは全部自分で頑張ったHさん。
あんまりうれしくて、お母さんに頑張った様子を伝えるために手紙を書いちゃいました・・・