ブログを打つ時、なるべくタイトルを変えようと思っていますが、このタイトル過去にも使ったかもしれません。それでも感動したことがあったので使わせて頂きました。人を相手にする仕事をしていると、事あるごとに無力さを感じる私ですが、心揺さぶられることがあるから、踏み留まることが出来ています。
グループホーム入居者のYさん。若かかりし頃、精神病を発症した際、暴れてしまったそうなんです。我が子が家庭内で暴れてしまい恐怖を感じたお母様とは、それ以来疎遠になってしまいました。お父様はYさんを気にかけ入院していた頃、グループホームに入居してからも、折を見て外食に誘って下さいますが、お母様とは十数年来会っていないとのことです。昨日Yさんから「受け取ってもらえるか分からないけど、お母さんにプレゼントをしようと考えたんです。自分で撮った桜の写真と、手紙を書いて、就労してそろそろ1年になるので、貯金から3万円を添えたいと思うけど良いですか?」と電話連絡が入りました。近々お父様と会う予定があるので託してみるとのこと。心優しいYさんの思いに感動しました。そして簡単な事ではないかもしれませんが、お母様の気持ちに僅かでも変化が生まれたら、Yさんは素直に大喜びするんだろうなと想像をふくらませた私でした。
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