福祉の駅で手作りマスクを販売し始めて数か月。今では『夏用マスク』の評判がよく、集中的に取り組んでいます。
そんな作業でスタッフを助けてくれているEさんとSさん。
作業の中でお互いが得意な作業を担当し、今ではスタッフの声がけがなくてもテーブルを除菌して生地を用意して、アイロンを暖めています。
作業の都合でスタッフが入るのが遅れたこの日、作業の和室を覗くと二人が小声で
「このくらい?風、届く?」
何かしらと思うと、扇風機を置いて向きや高さを確認しています。
空調の風が届きづらい和室は、気温が上がると扇風機を使うのですが、暑がりのスタッフを気遣って早めに用意してくれたようです。
「暑いかな?」
と聞くと二人は、
「私たちはそんなじゃないけど、Oさん扇風機使うから」
なんかほほえましいなぁ~
Oスタッフもそこまで準備してくれたことに驚いたようで、二人が作業に前向きで、はじめの頃に比べてどんなに成長しているか、熱く語っていました。
衛生面に気遣いながら、商品としてのマスクに不備がないように、同じ作業の繰り返しの中でも気を抜くことはできません。
他の作業もある中、体が辛くないか、疲れがたまっていないか、スタッフとしては無理をさせないようにとは思っても、二人はいつも笑って大丈夫といって淡々と作業を進めてくれています。
以前は二人とも膝が痛いとか、お腹が痛いなど、何かしら不調を訴えることもありましたが、最近は全くそれがなく、マスクの作業を楽しみにしている様子もあり、楽しいと思える作業でこんなに変わるんだなぁと感心するほどです。
自分が作ったものが買ってもらえているということも励みになっているのでしょう。
二人のそんな姿にスタッフも気合が入ります。Eさん、Sさん、ありがとう、また一緒にがんばりましょう❗️
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