季節が移っても変わらない猛烈な暑さはまさに悪魔との闘い、熱中症に脅かされる中、彼等の作業風景は相も変わらず淡々と進む。むしろ弱気なスタッフを横目で見てニヤリとしている。何とも逞しく頼もしい人達である。しかし、このパワーはどこから来るのだろうと不思議でもある。どちらかと言うと病気に走りがちな人達である。
仕事を終えワイワイガヤガヤと声を上げ車に乗り込む光景から一人では無く皆が居る事で作用する仲間意識が安心感であったりそしてライバルであったりとそこには私達が見落としている勇気が存在するかも知れない。その勇気が働く原動力となり暑さも何のその「病は気から」の定説通りに彼等の元気は本物である。
数多く増えて行く福祉事業所に乗り換えて行く利用者達が後を絶たない。環境を変える事で変化を期待するものの道のりは厳しい。家族同様に安心できる所、信頼出来る仲間が居る所での頑張りは今以上の未来があるのではないだろうか。一人でなく皆が居るから頑張れるのではないだろうか。真っ黒に日焼けした笑顔にしゃっこいビール一緒に飲もうかと本音が出るのである。
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