おばんです、ジョイフルSです
本日ははちまるてtoてinマルシェがラピアで行われ、福祉の駅も出店
スタッフも利用者も一丸となって販売頑張りました!
さて、
先日、就労をしたいと話す利用者Jさんと
自立とは何かという話になりました
Jさんの答えは
「自分でなんでもしようという心構え」でした
確かに大事です、が…
親亡き後の子供の将来についての話題で親御さんとも話すのですが、
必要なのは頼る場所をたくさん持つことだと思います
困った時に助けを求める選択肢があるか、適切に助けを求められるか
利用者さんの仕事の中でも、出来る出来ないの評価に大きく関わる部分
一人で出来る事が多いのはすばらしく、とても大事な事
でも実際には技能的な優劣の他にも、困難に直面した時の対応力が大事
「自立とは依存先を増やすこと」という言葉がありますが、
実際に利用者の皆さんは逆だと捉えている事が多いようです
また、Jさんは人間関係を良好に保つことがあまり得意ではありません
苦手な人はシャットアウト
自ずと関わる人は限られ、それによって不便を被る事も多々あります
頼れる人が少なくなる→自分一人で判断して間違える、と
悪循環に陥る事もしばしば
自分の周囲の人を上手く頼り、周りのものを上手く使えれば出来る事は増えていく
今の生活ですら沢山のものに頼っていきている、
それを理解してその選択肢を更に増やしていけるか
以前のJさんよりは、
周りに助けられて自分があるという思いはあるようなのですが、
自分と他者との違いを認めて過ごしていく事はまだまだ難しいか
頼らなければ、頼れなければ生きていくのは難しいという話が
彼の殻を破るきっかけの一つになれば良いのですが
どうだろうか、現実は自立の先には孤立が待っている事を、強い自立心は障害者である事に抵抗し、ましてや育った施設の過去を清算しようと遠のき普通の人として社会の中に紛れて行く。しかし、複雑な社会は決して彼等の味方では無い。プラス、心の病を抱えながら孤立して行く。ならば、自立とは何かの答えは文面に出ている。チャレンジャーの会の役割がそこにある
後を追い掛ける支援では無く前で待ち受ける支援それがユートピアだよと。