例年になく雪の多い年ですね。
雪の量もさることながら、日中の暖かさで雪が溶けて
夕方凍ってしまうのが一番困りますね。
美保野の敷地の中もスケートリンクのようになっています。
スケートといえば私が小学生の時は
手袋と帽子があればスケートができましたが、
今は全員にヘルメットの着用が求められたり、
初心者には膝あてや肘あてまで求められたり
することもあるようです。
時代とともに事故防止や安全対策などは
より安全に!より安心に!変わっていくものが多いです。
確かに安全対策や事故防止は必要です。
事故なく安全に過ごすことができれば
それに越したことはありません。
でも、本当にそれだけでいいのかと考えてしまうこともあります。
放デイのスタッフ会議の中で話題になったのですが、
「A君とB君はいつもけんかをするから場を離してはどうか」
「C君がD君にちょっかいを出すから違う遊びを提供してはどうか」
これは確かに有効な安全策の1つだと思います。
でも子どもたちを隔離して安全策ばかりをとっていては、
子どもたち同士でトラブルを回避する方法も身につかないし、
自分たちで解決する力も身についてはいかないのです。
放デイの子どもたちばかりではなく大人でも同じです。
支援や日常生活の場面において
安心安全な策ばかりを先回りして準備してしまうために、
本当は本人ができることをやってあげてはいないか?
自分で解決できる力があるのに解決してあげてはいないか?
ほんとにやってあげることが本人のためになるのか?
ついつい手を出してしまう親心をじっと我慢して、
厳しいかもしれませんが将来の自立のために
あえて手を出さずに見守り続ける
本人ができるまで待つという優しさを持つことも
時には必要なのではないかと感じる今日この頃です。
ただし冬道は安全第一です!!!
みなさんくれぐれも足元には充分注意をしてくださいね!
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