新年度を迎えた本日4月1日、グループホーム2カ所の業務マニュアルを最新の物に更新しました。世話人の退職に伴い新世話人や応援スタッフを迎えるにあたって準備したものです。これまでの世話人から現況を聞き出し、変更点を確認し、項目の削除や加筆をしました。作成しながら、この行為は個人の強い思いが反映されたもので、平均的、標準的とは言えないのではないか?と再考する部分がいくつかありました。グループホームは生活の場、日中の仕事や活動の疲れをいやす安住の場でありたいと思っていますが、少人数とはいえ趣味趣向の異なる複数名の集団であることに変わりありません。円満に生活を送るには最低限のルールが必要です。出来る限りの個別対応を心がけますが、入居者の甘えに全て応えるわけにはいきません。行き過ぎた手助けは自立の芽を摘み取ってしまうことに繋がります。世話人は入居者にとってとても近い存在ではありますが、お母さんでも奥さんでもありません。わがまま言い放題では世話人の身が持ちません。入居者には何を目指してホームで暮らしているのかを自覚して頂きたいですし、世話人や応援スタッフには、自分たちの仕事は自立支援であることを再認識して業務に当たって欲しいと切に願っています。
コメント
コメントする
コメントする場合 ログイン してください。