最近、作業にてちょっとした怪我なども続いた為、
より安全に作業をする為に、各作業にて色々な手順などを確認した。
例えば、銅線を剥く作業。
●軍手を着用する。
●銅線を持ち、ナイフは手前から奥の方に向かって動かす。
というような当たり前の事なのだが、改めて利用者と確認しながら作業をした。
しかし、もう何十年とこの作業に取り組んでいる利用者(Hさん、Tさん)に関しては、独自のやり方があったりなどして・・・
今までは特別問題なく作業出来ていたが、
もしかしたら、今後は・・・
本人の調子が悪くなったら???
銅線の種類が変わり剥きづらくなったら???
環境や条件が違っていたら、今まで出来ていた事も出来ないかもしれない。
より安全性を高める為に今までのやり方も変えてもらう。
言葉での指示で、理解してやり方を変えるのだが、
しかし、しばらくすると元お通りに。その繰り返し。
何十年間も培って身体で覚えた事は中々しぶとい。根気強く直していく。
習慣。長年かけて身に付いた事を変えるって中々難しい。
それは作業においてだけではなく、GHなどでの生活の場でも同じ。
それぞれの生活スタイルなどを受け入れながらも、
直さなければいけない事は根気強く、対応していく。
結果は直ぐには出ないかもしれないが・・・
『習慣』って良い面もあるが、そうではない面もある事を改めて思い知らされた。
身についた習慣を変えるのはむずかしい事だが、それを変える事でバランスを崩し生活リズムが乱れ不調となる。安定だけにすがるスタッフにとっては怖い現象でもある。キャパの狭い特徴で変化に弱くそれが不安となる為大きな変化の前に小さな変化を乗り越える習慣も必要と思える。例えば、朝礼で席を定期的に変えていくとか順番を変えるとか。
バスを待っていて定時にこない事でパニックを起こさな訓練に繋がったりもする。とかく社会はその通りに行かない場合が多い。