季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われますが、ここにきてグループホーム入居者2名が増薬になりました。1人は職場での仕事は好きなのですが、高圧的な物言いをする先輩が苦手で、そのことを思うと悲しくなったり、吐き気がしたり、足が震えたりするとのことです。1ヶ月くらい吐き気と、頭痛が続き、内科を受診しても改善しなかったので、てんかんでかかりつけの精神科の医師に相談しました。「うつ症状だから服薬と環境調整で必ず治るよ。」と言われ薬が処方されました。診断当日から夕食時久々のおかわりをするなど、原因が分かってまずはひと安心したようです。もう1人は当法人のグループホームに入居してから統合失調症の病状が安定し、一般就労も果たし、ご本人の希望もあって順調に減薬が進んでいましたが、やはり1ヶ月くらい前から仕事の後に興奮状態が続き寝付けなかったり、考え事をしてもまとまりがつかない状態に陥ったりしたようです。ご本人から状態を打ち明けてくれ、自ら主治医に増薬を頼んできました。幸い両者ともずど~んと落ち込む前に対処出来ましたが、2人のように訴えてくることができずにどことなく落ち着かない状態に陥っている方がいるかもしれません。我々スタッフは利用者、入居者の安全、安心を守るために小さな変化を見逃さない努力を続けなければなりません。
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