八戸市内のコロナ感染者が急増し、気が気でならない日が続いています。グループホームの入居者が陽性になった場合、施設と違ってゾーニングが極めて難しく、一般家庭のように一気に皆に感染するのではないかと危惧しています。出来る限りの感染予防対策を講じているわけですが、土日の外出に関しては、欲求が勝り、約束を守れない方もいます。先週末、とある会社から感染拡大が爆破的なため、週末の外出を控えて欲しいという連絡がありました。早速対象者に電話連絡を入れたのですが、ずっと前から友達とランチの約束をしていたので、外出をすると言い切るのです。確かに約束をしていたかもしれないけれど、職場からの通達が優先されるのだから、友達には急遽中止の連絡をすべきと諭しても、「絶対に行くもん。」の一点張り。どれほど会社に目をかけて頂いているか?今とるべき行動は何なのか?一方的に押し付けるのではなく、本人に考えてもらう時間も設けながら、説得しましたが、こちらの思いは届きませんでした。「あれもダメこれもダメと言われてストレスが溜まる!」と捨て台詞。あれとはこれとは問いただすと無言になっていました。就労することが、就労を継続していくことがいかに難しく、多くの支援者がいて今があることを理解できていないAさん。根競べになりますがめげることなく働き続けていきます。
平和が普通となり自由が習慣化される中で突然の制約の受け入れは理解力を
超えて反抗となる。いつもそうですが後々は判ってくれる。