グループホーム南ヶ丘のEさん、来年の春にグループホームを出て独り暮らしをする事を目標にして取り組んでいます。
9月末に、自炊に必要な用具の買い出しを行いました。冷蔵庫は野菜室が大きめのもの、ボウルは耐熱用のガラスのボウル、温度計、秤はデジタルとこだわる所もありますが、包丁はまな板とセットのやつ、切れれば良いなど適当なところもあり。
11月1日から自炊を開始しました。Eさんは日々ネットを検索しメニューを考えていたようで、調理初日はマザーの邪魔にならないようにと火を使わない料理で鯖缶の南蛮漬けを作り置きし、この中にうどんを入れて食したようです(噂ではマザーが提供したメニューの中のお気に入りのメニューを、マザーに作り方を聞いて作ったとか)。鯖、酢と身体に良さそうですが、体力仕事をしているEさんには、エネルギーとなるものが不足気味。手間がかからないから!と言いますが、力になるメニューの追加をと話してみると…
「1品足してやったぞ!」とチーズを入れた卵焼きの写真が送られてきました。
メニューを考えるのはとても大変ですが、うどんを箱で購入し消費するまではうどんを食べ続ける!そう。毎日メニューの写真を送付してもらっているので、時折、栄養バランスなどのアドバイスができたらと考えております。
グループホームを卒業するのかと思うと寂しい気持ちも
ありますが、自立に向けてがんばって着実に進んでいるE
さんをみんなで温かく見守りながら、応援していきたいですね。
まだまだ若いし、これからぶつかる壁もあることでしょう。
困ったときに、すぐに頼れる存在が、TARUさんなのだと思います。
これからも、愚痴も相談もなんでも来いで、次はどんな成長がみられるのか
楽しみですね。
わたしたちも失敗を繰り返して生きています。
成功だけが全てではないし、失敗から学ぶこともたくさんあります。
寄り添ってくれる存在がいることが、Eさんにとって何より
幸せなことだと思っています。