動物嫌い？

この話はアニマルセラピーとか動物愛護とかはほぼ遠く潜在的に動物嫌いがある様で一般的には過去に犬に咬まれたとか恐怖観念が強い様である。実は私もその経験者で犬を見るだけで身がすくんだものでしたが家に迷い犬が来る様になり石を投げ追い払っても又次の日現れるの繰り返しで目が合うと恐怖で体が震えているのが判る。自分の恐怖感より哀れさが先行しご飯をあげたら警戒しながら食べて逃げたが又来るその繰り返しの中で双方の恐怖心が解かれ裏切り様の無い信頼が生まれお互いの意志が解りあえる様になったが残念な事に病気にかかり日ごとに弱って行く体を見て何とか助けたいとの思いでお世話になっている獣医さんに入院させた。これは助かりませんよ、楽にしてあげるのも犬の為になるのではと言われたが、出来るだけ頑張って頂けますかとお願いをしたが一か月後死亡の知らせが来た。悔しくてもう二度と動物は飼わないと決めたが、子供たち成長し自分の世界に没頭する様になり家族が一緒に居る事が少なくなり家族のあり方に疑問を感じた。次女が犬を飼いたいと言った事を思い出しそれをヒントに次女をショップに連れて行き好きな犬を買った。家に着くと猛烈な反対運動に圧倒されたがそれをよそにしっぽ振って愛嬌のある犬に騒動は収まり毎日犬が主人公となり家族の共通話題が途切れず、家族が蘇ったのでした。私の動物嫌いはこの様にして変化しそれは人間との関わりと同様であり動物を否定する事はむしろ人間を否定する事にもなりかねない。ちなみにアニマルセラピーは八戸が発祥地とか。