生活介護のTさんは就労メンバーに混じって作業を行います。
普段は就労メンバーに負けまいと本当にがんばっています。
その分、週末は生活介護メンバーと一緒だとまったりしてしまい、午後は昼寝の続行を目で訴えてきます。(^_^;)
ご家族の意向もあるので、少しでも体を動かして、いろんなことを身につけて欲しいので、できることは就労メンバーと同じに促します。
素直なTさん、きっと内心では『ボクもゆっくりしたいなぁ』と思っている(確実に)でしょうが、スタッフの言葉には逆らいません。(そこもえらい!)
そんなTさん、今はテスト用紙を粘着面があるページとそれ以外を分ける作業をしています。
はじめは二つの箱にどれを入れるか混乱してしまうことも多かったですが、箱の位置を固定して、繰り返すうちに間違いが減ってきました。
スタッフが、そばにいなくても手を止めずスピードも上がっています。
言葉が出づらいので手元の資源が無くなるとスタッフに気付いてもらおうと目でスタッフを追いますが
「なんて言うんだっけ?」
「なくなったよ〜」
そのうちスタッフが離れていても大きな声で呼んでくれるようになりました。
ちょっとしたことですが、少しずつ成長が感じられるTさん。就労メンバーと一緒にがんばっていきましょう。
生活介護だから、あまり作業はできない・・・のではなく
誰にでもできることはある!というのがユートピアの精神です。
それには、ユートピアが様々な作業のチャンネルを
持っているということが大きいのでしょう。
紙の分別、封筒きり、福祉の駅の値段シールはり、服のたたみ
など、作業は多岐に渡ります。
これは苦手だけど、これはできるといった利用者さんの可能性を
伸ばしてくれるスタッフがいます。
ぜひ見学にお越しになりたい方は、お気軽にご連絡ください。