雪も解け始め、吹く風には春の香りがかすかに感じられます。

 

私が一番に春の訪れを早く感じるのが、目のかゆみです。

そう、花粉症の時期の訪れです。真っ赤になりくしゃみが止まらなくなってしまいます。

目のかゆみには目薬、鼻水にはナザール、飲み薬はアレグラと症状に分け使い分けています。

利用者さんの中には、花粉症の症状に限らず、体調不良の際でも言えますが、上手に自分の症状を伝えれない方もいます。

どこか具合が悪くてイライラしてしまうこともあります。

そこで私たちに求められるのは、「やはり気づく」ということです。

その方の状態を見て、いつもとの違いを見つけ、出来るだけ早く気づき対処する。ことが求められます。

そのために重要になってくるのが「観る」です。  ※観る=意識してものをみること。

以前、スタッフに〇〇さんと〇〇さんと〇〇さんをみていてください。と指示をして、後から〇〇さんと〇〇さんはどんな話をしていましたか?と聞くと、分かりませんという返事が返ってくることがありました。

その時に、この観るの説明をしました。すると、次に同じような場面になった時には、きちんと答えられるようになっていました。きっと見るを観るに変えることにより、利用者さん同士の会話の状況や表情の変化までも読み取れるようになっていた気がします。

4月は新しい利用者さんも利用を開始します。今一度この「観る」をスタッフ全体に周知し、新たな年度を迎えたいと思います。

 

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