今日はリヴェールユートピア利用者の給料日でした。今春4月からGHまきばを利用することになったTさん。同時に日中はリヴェールに通い始めました。年齢は63歳。穏やかで真面目で、理解力が高く・・・あっという間に農作業の中心メンバーになったようです。2日ほど前彼の相談支援専門員さんから電話が入りました。働いても働いても給料が安いのが気になるという相談をされたのだそうです。利用開始時、工賃規定の中で力量を把握するまで最長3ヶ月は支給額1,500円とうたわれていることを本人、ご家族にもくり返し説明をしました。当時は「お金は二の次、働く場所があるだけでも幸せ。」と話していたのですが、さすがに早出や残業も経験し、このままではやってられないとでも思ったのでしょうか?その相談があった2~3日は眠りも浅いとのことでした。そんなTさんに時給を決める会議が開かれ、本日支給の6月分の給料は1,500円ではないことを相談員にもお知らせしました。今回の支給額はなんと2万円を超すものでした。頑張りが評価されたことをどのように受け止めたのか感想を聞かせてもらいました。勝手に喜んでくれているものと思って話しかけたところ、意に反した答えが・・・彼はこう言ったのです。「最低賃金は欲しかったな~」と。これからもリヴェールの一員として過ごしていくならば、早いうちに本人が納得する説明が必要なのだと痛感させられました。
社交性があり酒を飲んでも理路整然と話す。スキの無い語りは人生経験の重さを感ずざるを得なく当然、私にとってこの人がここに居る事の現実とのギャップが気にかかり話は過去へとシフトすると、狂いの無い順番から見えてくるのは妻の死にまつわる影響ではと思いつつ重ねた歳の紐解くには遠慮があり何回かの機会にとドットハライとなったのです。知識豊富な行動は作業においてもレベルが高く下手なスタッフの後でらちがあかねーなと言ったりしている。整った利口は本心を言ったまででありそれ以上のものは感じられない。以上の様に本人は自分の立場は理解出来る人であり利口は経験と知識が語るものだと思う